2010年12月8日水曜日
Happiness is here and now
I have dropped my worries
Nowhere to go
Nothing to do
No longer in a hurry
Happiness is here and now
I have dropped my worries
Somewhere to go
Something to do
But not in a hurry
http://www.youtube.com/watch?v=Q5kteKBfQ0I
2010年8月2日月曜日
ヨガと気づき
Yogini(ヨギーニ) Vol. 24 えい出版社
特集記事中の、ヨーガと気づきの関係について書いた文章より。
「ヨーガと気づきにはとても大きな関係があります。例えば『ヨーガ・スートラ』。
これはインドの文献では、グルシャナ(=認知)、あるいは大別すれば『バガヴァツド・ギ一夕ー』と同じスムルティ文献に入ります。
スムルティとは記憶、気づき、知ったこと、という意味。ちなみにヴューダの哲学書や『ウパニシャッド』は人が創作したものではなくシュルティ=聞いたもの。つまり『ヨーガ・スートラ』は〝気づきの書〟なのです。八支則は、気づきの体験により書かれた、大いなる気づきへと導く地図ではないでしょうか。
『ヨーガ・スートラ』に書かれているヨーガの最高の気づきは、「私は、いつも変化する肉体や心(思いや自我)など(総合してプラクリティ)と、不変の意識(プルシャ=純粋精神)から成る。そして、私はプルシャであり、プラクリティと異なる」ということ。
ヨーガはそもそも結びつけるという意味ですが、ヨーガを深めていくと、プルシャとプラクリティとは紆びついていないということを知るわけです。
人間は肉体、五感、思考、感情、自我の五つの層から構成されていますが、ヨーガによってそれぞれの層、段階で、これは「自分」ではないと気づいていくと、最終的に識別力(ヴィヴエーカ)により、自分は〝不変の意識(プルシャ)″だと気づきます。
それが解脱(カイヴアルヤ) です。解脱とは悟った状態で、ヨーガのゴールとされます。」
なんか、どっかで聞いたような話。(笑)
「人間は肉体、五感、思考、感情、自我の五つの層から構成され」 --> これは五蘊。
「ヨーガによってそれぞれの層、段階で、これは「自分」ではない気づいていく」 --> 五蘊非我。
「識別力(ヴィヴエーカ)により、自分は〝不変の意識(プルシャ)″だと気づきます。」 --> 智慧の力で自分は〝不変の意識(プルシャ)″に気づくわけですね。ここは無我ではない。
なんだかんだいって、ヨーガも仏教もおんなじインド思想の中のお仲間ということがわかります。
2010年7月31日土曜日
ティク・ナット・ハンの抱擁
過去はすでに過ぎ去り、
未来はまだ来ていません。
今この瞬間だけが私たちに存在し、
私たちは今、この瞬間だけを味わうことができるのです。
過去の悔いは手放し、
明日のことも心配しないでください。
今、この瞬間に出会うために、本当の自分自身に帰りましょう。
・・・・瞬間、瞬間の呼吸、
私たちが歩む一歩一歩、
私たちのあらゆる微笑みが、
私たちに人生というものを深く体験させてくれます。
2010年7月14日水曜日
「思っている我」がある、と思っているのは誰やねん?
「我思う、ゆえに我あり」
かの有名なデカルト師匠がおっしゃった、近代哲学の大前提。思うがゆえにある「我」。これをみとめずんば、その先には思考を進めることができない、磐石の地盤にして近代哲学の基礎。
と、いうことになっているのだが、あたしは若年のころより、このご託宣にいまいち納得がいっていなかった。
だって、そもそも「思う我」をいったい誰が「ある」と認めているんだろう?認識主体と認識対象は別のものでないと、そもそも認識するということ自体成り立たないはずだ。
「思う我」とそれを「ある」と認めるだれかとは、別々でないとおかしいではないか?
と、いうような疑問をかかえつつ、解決できないまま数十年が過ぎ去ってしまった・・・。
ところが、つい最近になって、その疑問はとっくの昔(約2700年前!)に解かれていたことがわかってしまった・・・。
ビックリ!インド人の頭の中―超論理思考を読む
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2003-05
上記の書によれば、紀元前8~7世紀という遠い昔、インドの哲学者 ヤージュニャヴァルキャ様という方が、「認識主体は認識されない」という根本的な解をだしてしまっていたのだ!
詳しくは上記書を読んでいただくといいのだけれども、要点は、もしかりに認識主体なるものが認識されたとしても、その認識主体なるものは、認識されたその瞬間にもはや認識主体ではなく、認識対象となってしまっているため、その対象を認識している認識主体をまた想定せざるを得なくなり、無限後退に陥ってしまう。自己は認識主体であるがゆえに、決して認識されないものだ、という。
これを読んだときには、おもわず、びっくらこいてしょんべんちびりそうになって、五体投地しそうなくらい感動してしまた。
自己があるとすればそれは世界の外にあるほかはなく、自己は決して認識できない。
仏陀が説いたのもヤージュニャヴァルキャ以来のインド哲学の伝統の上に立つ「非我説」で、「XXは自己ではない、XXは自己ではない」としか語らなかった。それは自己が「語れないもの」だったから。後世の仏教関係者は勘違いをして、自己なんて無いんだという極論の「無我説」にまで曲解してしまったから話がややこしくなってしまったそうな。(自己が無いとなると、仏教の根本理念にかかわる、輪廻転生の主体がなくなってしまい、自業自得が成り立たなくなる。)
著者のWEBページがあったので、そこも読んでみると面白い。
(以下、同WEBページの「インドにおける自己論の構造」から引用。)
「それによって一切を知ることになるもの、それを何によって知ることができるのであろうか。
かのものは、『に非ず、に非ず』としかいいようのない自己であり、不可捉である。なぜなら、把捉されないからである。」
「この文章のうち、自己認識の可能性に触れた個所は、「それによって一切を知ることに なるもの、それを何によって知ることができるであろうか」「かのものは、『に非ず、に非ず』としかいいようのない自己であり、不可捉である」「ああ、知る 者を、何によって知ることができるであろうか」という文である。ここからすぐにわかるように、ヤージュニャヴァルキヤは、自己は認識不可能であると主張し ている。この主張は、真理は知りえず、語りえない、という神秘主義的態度を素朴に主張しているわけではない。そうではなく、ヤージュニャヴァルキヤは、こ こで、認識主体は認識対象とはなりえない、という意味で自己は知りえないといっているのである。」
2010年7月12日月曜日
劣化ウラン弾についてのメモ
ただ、湾岸戦争後にイラクで癌や奇形児が増えているのは事実。
http://web.mac.com/takana_gohan/iWeb/AfterIraqWar/Introduction.html
なにが正しいんだろうか?と疑問に思い調べてみましたが、やっぱり劣化ウラン弾には化学的毒性と放射線による被害(内部被ばく)の両方があるようです。
化学的毒性
「被害の原因は、ばっさりと言えばウランという元素が(化学的)毒物だからです。その意味では、劣化ウラン弾被害は、枯れ葉剤・ダイオキシンの被害と異なるところはありません。放射能をもつ元素たちのなかで、「放射毒性」よりも「化学毒性」が上回るのは、唯一ウランだけであることは、すでに何十年も前から放射化学者、放射線影響学者にとっては、常識の一つなのです。」
http://www.nava21.ne.jp/~tokuda/chon/hayasi/other/d-uran.htm
内部被ばく
「内部被曝は、水や食べ物に放射性物質が含まれていて、それを飲んでしまう。空気中に含まれている浮遊している放射性物質を呼吸で取り入れてしまう。こういうふうにして体の中に入った放射性原子が体内で放射線を出す。これが内部被曝であります。」
「内部被曝では、アルファ線、ベータ線が非常に大きな被曝を与えます。核分裂生成原子の場合、ベータ線が圧倒的多数でガンマ線が付随している状況で、ベータ線、アルファ線には被曝の局所性と継続性があるわけですから外部被曝に比べて極端に大きな被害形態であることを強調したいと思います。」
http://www.geocities.jp/hokkaihankakuishi/yagasaki.html
「文部科学省の外郭団体である科学技術振興機構による「原子力百科事典」によると「劣化ウランの放射線障害は主として透過力の小さいα線によるものであり、外部被ばくはほとんど問題にならない」と書かれていますが、続いて「経口または吸入摂取した場合には内部被ばくを受ける」となっています。α線は透過力が小さいと言っていますが、体内に入ってしまえば透過力が大きくなくても影響を与えることが可能で、またα線はエネルギーが高いので突然変異を引き起こす可能性が高いことが懸念されています。」
http://homepage.mac.com/travellers/blog/C1038363525/E2015648311/index.html
「直径5μmの劣化ウランの微粒子が細胞に付着している場合を考えると、この微粒子は1年間に約500回のα線を放射します。アルファ線の到達距離からすると、アルファ線を受けるのは、微粒子の周辺の数十個の細胞であると考えられます。したがって、近傍の細胞はほぼ確実に遺伝子の変異を引き起こすようなα粒子による打撃を、1年間に数回から十数回程度、集中的に受けることになります。激しく遺伝子が破壊された細胞は死滅しますが、生き残った細胞は、前癌細胞へと変化する可能性を非常に高めることになります。」
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/UMRC/du_human_effect.htm
内部被ばくということを考えると、癌の多発や米兵の「湾岸戦争症候群」も説明がつきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/湾岸戦争症候群
まだまだ調査そのものが行われていないか、あるいは政治的に情報が公開されないせいか、データが少なくはっきりとした因果関係は言えないようですが、劣化ウラン弾はイラクで癌や奇形児が増えている有力な容疑者だと思われます。
2010年6月30日水曜日
ニューエイジ思想は平和にとって無力か?
「ニューエイジ連中にいつもイライラする。連中は精神的な平和のことばかり言って、実際に平和運動とかの行動をしない。運動に関心も持たない。」
(自分が「ニューエイジ連中」に属するかどうか?は判断に迷いますが、とりあえずそのお仲間として、以下の話を進めます。(笑))
確かに運動に対して関心を持たないとか行動しない面はあると思います。
でも、ニューエイジ連中(笑)の言い分をちょっと言っておきますね。
戦争が起こる根本原因は人間の心だとニューエイジ連中は思っています。(少なくとも私はそう思う。)で、「心の平和」っていうのは、怒りとか憎しみとか貪欲とかを取り除いて、個人の心を平和にすることを目指しています。それが結局のところ、戦争をする根本原因を取り除くことになるわけで、それをやらずに平和は永久に来ない、というのがニューエイジ連中の意見だと思います。
ハンちゃん(Thich Nhat Hanh)の教えに「インタービーイング(共依存)」というのがありまして、これは生き物(あるいはもの)はお互いに依存しあって存在しているのだ、という考え方です。仏教の「縁起」ですね。要は、すべてのものは他のものとの関係性において成り立っており、それ自体で独立して存在するものなど何も無い、ということ。
あなたもわたしも共に依存しあって存在しているのであり、あなたがいなければわたしも無く、わたしがなければあなたもない。だから、お互いに助け合って生きていきましょう。といういかにもあま~い、教えです。(笑)
ええと、でもこれは通常の意識状態、つまりわたしたちの日常意識から見ると、あま~い見方に見えるんですが、ここに瞑想(メディテーション)が入ってくると、話は180度変わってしまいます。
自我があるとか、「私」が存在するとか、はたしてそういうことがどこまで事実なのか?瞑想のなかで体験するリアリティはそういう「考え」(自我とか「私」は実はひとつの考えです。)を壊してしまいます。
自分というものの存在が、いいかげんなものであり、いろんな観念や思い込みの上にやっとこさ成り立っているものだ、ということを分からせてくれるのが瞑想です。
だから、その地点から見れば、「インタービーイング(共依存)」こそが人間の生きているリアリティなのであって、他人とは独立して自我があるとか、「私」が単独で存在するとか、そういう考え方は、実は観念の上に観念を重ねて作り出された絵空事、ということになります。私とあなた、日本人とXX人、XX民族と〇〇民族がそれぞれ独立して存在し、相手がいなくても存在できる、という意識であれば、対立が生じた場合は相手を打ち負かすことで生き延びるのが正しい選択となるでしょう。が、しかし、そちらの考え方が絵空事であって、「インタービーイング(共依存)」が事実だとするならば、対応方法は「共存」を第一に考えるしかなくなります。
だから、戦争を本当になくしたいと思うのであれば、まず、心の問題を解決する以外に無い、というのが実はリアリティのあるアプローチであるわけです。ハンちゃんがリトリート(瞑想会)をあちこちで催して、参加者に「トランスフォーム(覚醒)」を促そうとするのもそういうことからだと思います。他のニューエイジな人たちも同じようなことを考えているのだろうと思います。
2010年6月25日金曜日
ハンちゃんが来る!
いじめられっ子中学生の魔太郎が、いじめを受けた相手に超能力で復讐する、というマンガだったが、当時はいじめの全盛で、結構みんなに受けていた。当然、わたしも熱心な読者(笑)の一人で、毎週、少年チャンピオンを立ち読みしていたものだ。
話し変わって、来るのは魔太郎ではなく、ティク・ナット・ハンというベトナム人のお坊さん。
ベトナム戦争のおりに敵・味方関係なく負傷者を救助する活動や、ボートピープルを助ける活動、パレスチナ人とイスラエル人の対話の集会などなど、平和活動をいろいろしている人で、かのマルチン・ルーサー・キング牧師とも親しかったとのこと。
いまはベトナムに帰れずにフランス南部にプラムビレッジという施設を作り、そこを拠点に活動をしている。
日本ではほとんど知られていないみたいだけど、アメリカ・ヨーロッパでは、ダライ・ラマ14世とおなじくらいの有名人だとか。
ノーベル平和賞の候補にもなっていて、今年はひょっとしたら取るかもしれない。
で、来年の4-5月に来日予定との情報がきている。
Mindfulness Circle Japan ティク・ナット・ハン 日本ツアー2011
この人のすごいところは、別に平和活動がどうこうだけではなくて、「マインドフルネス」=気づき の開発をいろんなトレーニングを通じてやっていること。歩く瞑想、食べる瞑想、お茶を飲む瞑想と、いろいろな手段を使って、覚醒をうながそうとしているのだ!
まあ、いろいろ著書も翻訳がでているので、興味のある人は読んでみると面白いと思います。
和書 › "ティク・ナット・ハン"
2010年6月11日金曜日
BI(ベーシック・インカム)の財源についてまとめてみる。
いい機会なので、整理しておこう。
とりあえずBIを月額 1人 5万円 1人年間60万円で考える。必要な費用だが、
年齢(5歳階級),男女別推計人口 より、
日本国民 平成22年度5月推計で 1億2,736万人。
65歳以上 2,931万人。
20歳未満 2,299万人
20歳以上を支給対象として考える。
65歳以上の2,931万人についてについては、2009年以降の基礎年金の国庫負担割合が1/2(1/2は社会保険料ではなく税金でまかなっている。)なので、BI財源については1/2を新規財源で得られればよい。
2,931万人 X 30万円(年間60万円の1/2) = 8.8兆円 (これが、65歳以上に必要な額。)
20歳以上、65歳未満人口は、7,506万人なので、
60万円 X 7,506万人 = 45.0兆円
これに、65歳以上 2,931万人分の8.8兆円を足して、53.8兆円。
生活保護はBIに一元化されるので、ここから現行の生活保護分を引く。ただ、生活保護については古い資料しかみつからなかった。仕方が無いので、これを使用。
平成18年度 社会保障給付費
現行で生活保護その他が 2.3兆円ある。これを予算からは除外する。(個別に細かい加算が必要な場合があると思うが、とりあえずそれは置いておく。)
53.8兆円 - 2.3兆円 = 51.5兆円
が、BI導入のために新規に必要な予算となる。
所得税や相続税の増税時のシュミレーションがやっかいなのだが、経済学者の飯田さんが提示してくれいてるので、それにのっかる。(笑)
(ただ、飯田さんの消費税率見積もりは少ないように思うので、これは下のように補正する。)
”実践派エコノミストが提案するベーシック・インカム”
・相続税を一律20%に上げ控除をつけない : 8兆円-10兆円。
・景気回復で5年で10兆円。
・所得税の累進をもとに戻す : 約3兆円。
相続税と所得税の増税で、11-13兆円が入る。景気回復分については、2009年の税収が予想よりも9兆円減だったから、まともに予想どおりにいけば10兆円程度は入ってきたはずだから、これもつけておく。で、計 21 - 23兆円。平均とって22兆円としておく。
51.5兆円 - 22兆円 = 29.5兆円
消費税、1%で2兆円の増収だから、29.5 ÷ 2 = 14.75%。現行の5%とあわせると、19.75%で約20%となる。つまり、ヨーロッパ並みの消費税率(フランスは19.6%、ドイツは17%、イタリアは20%)でBIは可能だ、ということになる。
(ラフな試算ですのでいろいろ見落とし等あるかもしれません。あくまでも試算ということで。)
P.S.
20歳未満の未成年者全員に成人の半額の「未成年手当」(月 25,000円 年間 30万円)を支給したい場合は、
20歳未満 2,299万人 X 30万円 = 6.9兆円
をどこかから持ってくる必要があります。
消費税だけでやると、6.9 ÷ 2 = 3.45
で、3.5%程度のUPが必要ですが、現行の「子ども手当」が廃止できますから、その分については、相殺できるかと。
2010年6月6日日曜日
知れば知るほど、わからなくなる。(笑) 普天間問題とか抑止力とか。
資料39 再編実施のための日米のロードマップ(仮訳)
普天間基地が辺野古地区へ移設することを条件に、約8000名の要員及び約9000名のその家族がグアムに移住してくれることになっている、という報道を見て「ああ、結構なことだ。それだけ沖縄の負担が減るのなら辺野古に基地を作るのも仕方が無いなあ。」と思っていたのだが、実は約8000名の要員は普天間からではなく、キャンプ・ハンセンというところから転出するそうな。
「普天間基地」移設問題の本質について
「移転を予定されている部隊:第3海兵師団 (ⅢMEF=The 3rd Maritime Expeditionary Force)約8000名の要員及び約9000名のその家族(主としてキャンプ・ハンセン)」
じゃ、別に普天間の代替えが決まろうが決まるまいが、さっさと移転してくれればいいと思うのだが、なぜか代替基地の提供がリンクされてしまっていて、辺野古が決まらないと約8000名は動けない、という。
どーゆー、理屈でリンクしなきゃならんのか?わしにはさっぱりわからんよ・・・状態です。
(ほとんどヤクザの因縁のような・・・。)
海兵隊の「抑止力」もそう。鳩山さんが思わず口走ってしまった、知れば知るほどにわかった「抑止力」なんだけど、こっちは知れば知るほどにわからなくなってきた。
中国の軍人さんが、「基地が沖縄本島から中国に近いところに来たら脅威だー!」って言っているのが「相手が怖がっている」=「抑止力」の証拠、っていう意見があるんだけど、
中国人民解放軍軍事科学院の江新鳳上級大佐が警戒する沖縄米海兵隊の抑止力
(追記:この「週刊オブイエクト」は軍事の具体的な話が満載で、おもしろいし、私も時々見させてもらってます。核兵器が小型化し、運搬手段が発達したため沖縄に核を置く必要が無くなった、というのも教えてもらいました。
金子秀敏氏が「それ(核兵器)が沖縄に隠されてる。鳩山首相が抑止力とした正体はそれだ」とトンデモ陰謀論 )
だけど、守ってくれる他の空軍やら海軍もなしに、下地島に海兵隊の基地だけ単独で突出させて置くなんていうのは、ありえない見解なので、つまりそれはこの中国の軍人さんにあんまり見る目がなかった、ということではないの?と思ってしまう。
あと「斬首作戦」というのがあって、これは中国が台湾侵攻するのに、おおっぴらにやるとアメリカと大戦争になってしまうので、特殊部隊を派遣して要人を抑えてしまい、親中政権を樹立して中国への帰属を宣言してしまう、というものらしい。
アメリカ軍当局もそういう事態を想定しているらしいのだが、
沖縄海兵隊の戦闘部隊、米「移転困難」 (2005年6月30日 読売新聞)
「中台有事のシナリオとして、中国軍が特殊部隊だけを派遣して台湾の政権中枢を制圧し、親中政権を樹立して台湾を支配下に収めることを想定。親中政権が台湾全土を完全に掌握するまでの数日間に、在沖縄海兵隊を台湾に急派し、中国による支配の既成事実化を防ぐ必要があるとしている。」
これって、でもどういうタイミングで海兵隊を出すつもりなんだろうねえ?特殊部隊が出ずに台湾国内の親中派が決起した、っていうことになったら「斬首作戦」じゃなくて台湾国内のクーデターになっちゃうけど、それで海兵隊が出て入ったら単なる侵略じゃん?
まあ、アメリカは昔から中南米でそういうことをやってきたんだろうけど、中国さまが相手にいるんだから、ちょっとそれは考えにくい。逆に、海兵隊が出動なんかしたら、即、中国に全面攻撃の大義名分を与えてしまうのではないか?と思うのだが・・・。
あと、軍事関係もバカにせずに本を読むようになったのだけれども、ものの本を読むと、96年の台湾海峡危機の時は中国軍は「演習」を理由に海軍・空軍を台湾付近に展開、対応するアメリカは「台湾関係法」にもとづいて空母2隻を派遣して事態がおさまった、らしい。
「中国の戦争」に日本は絶対巻き込まれる (単行本) 平松 茂雄 (著)
その後中国は空母が出てこれないように、一生懸命潜水艦やなんやらで西太平洋の調査を行っていて、いざという時に空母を足止めしようとしているらしい。これって、結局、抑止力の正体は空母とそれに続く空・海軍とそのうしろにある核兵器のことだって、証明しているようにおもうのだが・・・。
ほんとうに、いろいろ知れば知るほど、わからなくなる。(笑)
2010年6月5日土曜日
政権交代なんかなくっていい?
「不戯論」の戒めがあるのに、悪い癖でついついのめりこんでしまう。
先日、政治関連のハッシュタグで、「民主主義なのだから、政権交代可能な体制を作ることが必要。だから、民主党政権は2期8年やらせて、まず安定させるべき。」という主旨のことを言ったら、反論がいっぱい来た。
多くは、「政治とカネ」「普天間問題」で、いまの政権の問題や欠陥をあげて「任せられない」「能力がない」というものだった。
しかし、こちらはそういう議論をしているのではない。
60年も同一政党による政権が続いたのだから、官僚さんとか業界団体さんとか、いろんなところが癒着してしまっているのは、もう、みなさんご存知の通り。
小さな団体でも、同じ人が長いこと役員や代表者をやっていると、だんだんいろんなことが「暗黙の了解」となり、「お付き合い」が固定化して、外から見ていると「何やってんだ?」というようなことになりがちだ。
ましてや、大きな権力とお金が動く国政の場なのだから、一定期間ごとに担当交代させて、前任者のアカや隠し事を全部きれいに洗い出し、新規にスタートするほうがよい。そういう仕組みが現実的にうまくまわりだすように、2期8年くらい待ってみましょう、ということ。
反論されてきた方の中には、「衣食住が足りていれば政権交代とか無くてもいい。」という方もおられた。それはそれで、「帝力なんぞ我に及ばん」で牧歌的な生き方だから否定はしない。個人の生き方としては結構だと思う。
ただ、現代日本は民主主義国家なのだから、政権交代による浄化作用というのは否定できないので、悪いけれどもやっぱり政権交代は必要なんですよ、と言わざるえを得ません。
それと、反論してくる人はどうも単に「民主党政権」が気に入らない、というだけの人が多かったようだ。次の選挙で自民党になるのはOKらしい。(笑)4年で政権交代というのも不安定で良くないと思うのだが、「もう一度自民党に戻って、それからは永遠に政権交代が無いのがいい」、というのがこの人達の本音なら、もう、話をする値打ちも無い。(笑)
ネット上の論争なんて無意味だなあ、と思いつつ、またやってしまうであろう自分が情けない。(笑)
2010年6月1日火曜日
なぜ上達できないのか?
何年もやっているのにいっこうに上達しない、上達が遅い人というのには、共通点があるようです。
1.あれもこれも、と手を出しすぎる。
いくつもの教室に通ったり、何人もの先生についたりする人がいますが、いろんなことをたくさん教えてもらっているのがどうも仇になっている場合があるようで、あれもこれもと手を出しているうちにどれもたいして身につかないまま時間だけがすぎていく、というようなケース。
1つの教室、一人の先生について、よそ見をせずに基本からじっくり学ぶ人のほうが結局はうまくなります。
2.「できないこと」をやろうとしない。
初心者なので「できない」のは当たり前。それを「できないから」恥ずかしがって、練習をしない。結果、できなくて当たり前。これの繰り返しでいつまでも「できない」状態に陥っているケース。
「できない」から教えてもらいに来ているのだし、「できない」から練習をするものだ、ということを理解しないとダメ。上達度は恥をかいた量に比例します。
3.復習しない。
習ったことは家に帰ってから復習しないと身につかない。教室に来たときしか練習しない、というのはあきらかに練習量不足。
よそ見をせずに、汗をかき恥をかく。それが上達のコツですね。
2010年5月8日土曜日
真向法(まっこうほう)
最初はよかったんですが、2日、3日とたってくると、だんだんと足にダメージがたまってきて、特に午後なんか座るのが苦痛で仕方がなくなりました。
先生(お坊さん)に相談すると、「上田さん、体が固いから。」と言われてしまいました。
坐禅や瞑想をする人間は、股関節の柔軟性が非常に大事だ、ということ。
坐禅の前にストレッチはやっていたのですが、根本的に私のカラダは若い時からガチガチの硬さなので、ちょっとやそっとでは柔らかくなるもんではない。
家に帰ってから、いろいろネットで探してみたのですが、家の近所に真向法を教えてくれるところがありました。自転車でほんの10分もいかないところ。
さっそく電話してから、行ってみました。
真向法はたった4つの体操で出来ている運動。股関節をとにかく柔軟にして、よく動かすようにする運動。体の固い人間にとっては、かなりキツイ運動に思えました。
指導してくれる先生は、大きな声で掛け声をかけながら丁寧に指導してくれました。あせって柔らかくしようとはしないで、毎日少しずつ続けることが大事だと。
4つの体操の他に補助運動もやってもらいました。2人一組になってマッサージを受けるような運動で、結構気持ちのいいものでした。これだけでもやる値打ちがあるなあ、と思いました。
毎日、朝晩ちょっとずつやっていくことにしました。体が急にやわらかくなるものではないですが、毎朝の瞑想のときに足が少しは柔軟になってきたのか、痛み方も少しはましになってきたようです。
次回、坐禅の会に行ったときには、足の痛みを気にせずに集中して座れるようにしておきたいと思います。
2010年5月4日火曜日
Twitter 最近の投稿のまとめ
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5月13日(木) 20時からね。予定表にいれとかないと。 「孫正義さん×佐々木俊尚さんの『光の道』対談をダダ漏れします」 ■開催日:5月13日(木)■ 開催時間:20時から22時頃迄討論が終了するまで http://ow.ly/1Gtif
posted at 05:38:25
Permalink - 2010年05月04日
2010年05月03日(月) 6 tweets
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「eBook USER、オープンしました」 電子書籍/eBook関連情報のポータルサイト http://ebook.itmedia.co.jp/
posted at 19:03:18
購入はもう少し待ってみるのがいいかもしれん。「iPadを使い始めてから3週間以上が経過したが、アプリがクラッシュするという問題には比較的頻繁に遭遇する。」 「高級Netbook…だと…?」 iPadの活用法を考えてみる (1/2) http://ow.ly/1G9We
posted at 18:53:39
Blog更新 : ほぼ八戒ダイエット http://ow.ly/1G5Jz
posted at 11:58:00
「常識的な「市民感情」から言えば、政治資金収支報告書における記載期日のズレよりも、2億5000万円もの公金の使途こそ、法廷で明らかにしてもらいたい重大な問題なのではないだろうか。」 官房機密費を暴露した野中広務の真意を測る http://ow.ly/1G266
posted at 06:38:35
「日本人はそうやって普段、自己主張をせず、おとなしく空気の決定事項にしたがっているのだが、それはやはり一種のストレスの源である。そして、そのタガが外れると突然攻撃的になってしまうのだ。」 そろそろ2ちゃんねる的言説は卒業しよう http://ow.ly/1G20V
posted at 06:32:07
「2ちゃんねるのパワーの源泉は、会社に不満をもちながら、それを上司にはいえない平社員のストレスだと思う。」 天皇制と2ちゃんねる http://ow.ly/1G1ZI
posted at 06:30:56
Permalink - 2010年05月03日
2010年05月02日(日) 4 tweets
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「これこそが善良な市民としての感覚である。」とはとても思えんのだが・・・。 「第5検察審査会の議決書全文を引用する。審査補助員の弁護士は元刑事裁判官で最近弁護士に登録した様子。」 小沢氏起訴相当の議決書全文 http://ow.ly/1FWaP
posted at 23:17:57
”豊かな国日本がかくも不幸せなのはなぜか” マル激トーク・オン・ディマンド(2010年04月30日) http://ow.ly/1FVx7
posted at 22:16:06
お、このインタビューは見ないと。 QT @ookumamasa 副島氏インタビューby岩上氏■ オバマ政権の海外米軍撤退の動向・海兵隊はグアムへ。日本の過大な米軍維持費負担・鳩山政権は対米属国からの脱却へ http://ow.ly/1FUpk
posted at 20:22:06
暑いのが大の苦手の妻。TVでアンコール・ワットを見て、「いいねえ、アンコール・ワット行きたいねえ。」と言う。わたしの「暑いよ。」の一言で諦めた。(笑)
posted at 20:08:26
Permalink - 2010年05月02日
2010年05月01日(土) 2 tweets
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Blog更新 : アフガニスタンに届いたランドセル http://ow.ly/1FFjq
posted at 22:03:25
「報告書によれば、ムサンナ収容所の看守は取り調べの際、収容者を目隠しして逆さ吊りにし、殴る、蹴る、ムチで打つなどの暴行を加えていた。」 [イラクの「秘密収容施設」で拷問や性的虐待、証言報告] http://ow.ly/1FF4X
posted at 21:49:13
Permalink - 2010年05月01日
2010年04月25日(日) 4 tweets
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へーっ、もうノートPCいらないかも。 QT @no1kiosk: おっ!やってみねば。RT @hhkb1 ★朗報だね RT @komoeda: え、ウソ、ホントに? http://bit.ly/bzZX1w #katsuma #kohmitweet #ipad #apple
posted at 12:12:31
水冷とか。 QT @net_surounin: そっか 小さいファンを廻して、冷却するから拙いんであって、何らかの 静音された冷却方法を付与すれば良い訳か。っても、そんなもの どこにある?
posted at 06:32:00
「この世が成熟した市民ばかりになれば、市場は「火が消えたようになる」けれど、それでもいいですか、ということである。というのも、「成熟した市民」は、その定義からして、他者と共生する能力が高く...」 "大人への道" 内田樹 http://ow.ly/1CElt #miyadai
posted at 05:27:26
さて、起きた。
posted at 05:21:09
Permalink - 2010年04月25日
2010年04月24日(土) 7 tweets
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ちなみに、こういう曲。 http://ow.ly/1CwLM #follomeJP
posted at 19:04:51
Twitterのテーマ曲は、イルカの「フォローミー」にすべきだと思う。 #follomeJP
posted at 19:03:27
ううむ、これは試してみる価値はあるかもしれん。「ホルモンで自閉症改善 金沢大教授らが発表」 http://ow.ly/1Cs28
posted at 09:18:47
これはすごい!素晴らしすぎる!「日本の伝統的風景をゲームに変えた『超・ちゃぶ台返し!』」 http://ow.ly/1CrXz
posted at 09:13:47
「イラクの子どもを救う会」 http://www.nowiraq.com/
posted at 09:03:43
「アメリカが投下した劣化ウラン弾の放射能によって、今後、5年、10年という長い期間、イラクの人々は傷つき、殺されていきます。」 "イラク―放射能を浴びる子ども達【1/3】閲覧注意" http://ow.ly/1CrNN
posted at 09:02:52
Blog更新 : 「無くせ、問題行動!」 http://ow.ly/1Cofh
posted at 05:34:15
Permalink - 2010年04月24日
2010年04月23日(金) 12 tweets
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牛を食べずに穀物を直接食べた方が遥かに効率はいいですからね。 QT @maruco2271: 世界の水不足は食糧不足に直結。水不足の最大の原因は牛の食べすぎ。牛は広大な森林を伐採し人間の何倍もの穀物飼料を必要とする。もし人間が牛を食べなかったら世界の飢餓は半減する。@2tarou
posted at 09:25:31
「今回の普天間基地問題については、そこにだれがどこに移動するのかを誰も知らない。実は全く根拠が存在していない。」 "Ust中継~川内博史衆院議員インタビュー ... 岩上安身インタビューまとめ" http://ow.ly/1BWCx #futenma
posted at 06:29:56
RT @yamebun: 【普天間移設】テニアン島(米自治領)が移設先として立候補 地元議会が誘致決議 日米政府に検討求める←共同がネット配信で特集(http://bit.ly/9AhDwZ) #futenma
posted at 06:24:51
コレは凄い!本当にすごい! "More from Eyjafjallajokull" http://ow.ly/1BVsv
posted at 05:39:46
本当は日本のマスコミが批判しないといけないんですが、日本のマスコミはなにぶん、アレですから・・・。(笑) 「「いかれた鳩山」記事。日本のマスコミではなく海外誌が批判」 http://ow.ly/1BVpy @hatoyamayukio
posted at 05:38:34
日本人、タイ人、トルコ人、エジプト人、ドイツ人、イギリス人、ベルギー人、アメリカ人、フィンランド人、フランス人、スイス人その他が集まる会議で、みんなが話せる言語って、英語しかなかったからなあ。「英語は人類最後の世界共通語になるだろう」 http://ow.ly/1BV4C
posted at 05:26:32
田母神さんって、内弁慶だったんだ。「田母神閣下の内弁慶的虚構 - 北村隆司」 http://ow.ly/1BUVX
posted at 05:20:38
飲んだあとのラーメンがいかんのですよ。ラーメンが。満腹で食べられない人の分まで食ってしまった・・・。(笑) QT @kuro_meg: 身体が重いほど食べるって•••笑
posted at 05:11:30
最近練習に行けないので、脚力が弱っている。体重も増えているのか、二起脚で飛べない。早くもとに戻さねば。
posted at 04:48:41
昨日食べすぎて体が重い・・・。
posted at 04:47:29
感情的に怒るのと教育として叱るのは別でしょう。子供時代に喧嘩に明け暮れた男が叱り方を知っているというわけではないです。 QT @yusukeskinjp: デイキャッチを聞く@miyadai 氏が、ケンカをしてない世代が先生になって... #miyadai
posted at 04:40:36
さて、起きた。
posted at 04:34:54
Permalink - 2010年04月23日
2010年04月22日(木) 5 tweets
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曹操はすきなキャラだな。
posted at 06:33:39
日本の政治家はみんな龍馬がやりたいのかねえ?そりゃ格好はいいだろうけど、あえて「乱世の奸雄」になろうかと言う人はいないの?あ、小沢一郎がいたか。(笑)
posted at 06:05:35
「ようするに、「わしはもう『日本』だけの事を考えるゆうがは出来んのです。」という時代なのです。」「「龍馬をやりたい」とか、「立ちあがれ日本」などと叫ぶ政治家は、時代の動きの最後尾を後ろ向き...」 "明治維新が二度と起らない理由 - 矢澤豊" http://ow.ly/1BqKS
posted at 06:03:10
韓国ドラマ、IRISを見た。結構おもしろい。第一話を見た限りでは、カネがかかっているし、それなりに楽しめた。以外だったのはキム・スンウが悪役で出てきたこと。年とってしぶくなっていた。結構期待のドラマ。
posted at 05:26:24
さて、起きた。今日はまともな時間に寝てまともな時間に起きられた。(笑)
posted at 05:24:19
Permalink - 2010年04月22日
2010年04月21日(水) 3 tweets
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電子書籍普及のあかつきには、フリーランスの「出版コンサルタント」が出現すると予測。プロの編集者が校正者や法律家と組んで「あなたの本を売れる一冊にしてあげます。」という商売。1冊いくらの初期費用をもらって契約し、電子出版の登録まで面倒を見る。成功報酬は売上の1割とかどうかな?
posted at 05:50:47
さっそく、WEB上にある本の表紙写真をCOPYしてEvernoteへ。タイトルをつけて保存しておく。本屋で探すときkに参照。
posted at 05:42:16
evernoteクライアントを機動しておいて、Printscreenボタンを押すと、切り取りたい部分を限定するラインが出てる。欲しい部分を選択するとその部分のみが新しいノートになって、Evernoteに格納される。Evernoteスッゲー!
posted at 05:40:12
Permalink - 2010年04月21日
2010年04月20日(火) 4 tweets
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ダメなわたし、できないわたし、みじめなわたし、はぜんぶ自分が作り出したストーリー。ストーリーを捨ててみる。 #katsuma
posted at 04:06:46
子ども手当、高校授業料無償化で確かに及第点。「毎日新聞のマニフェスト検証記事では、達成度は2割と、わずか半年の政権としてはかなり高い。着手率も85%だから素晴らしい。」 http://ow.ly/1AnBU 「安倍政権との比較」って、死んだ子の歳を数えてもねえ・・・。(笑)
posted at 04:02:23
0: もう、スマートフォン以外ありえない。 QT @kmzk: 0 RT @gnue: 限りなく可能性は0 【iPhone/Androidユーザーに質問。 次に機種変/買増するときに、非スマートフォン、いわゆるガラケーを選ぶ可能性は... #meeda
posted at 03:43:55
さて、起きた。今日は調子がいい。
posted at 03:42:21
Permalink - 2010年04月20日
2010年04月19日(月) 7 tweets
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そうこう言っている間に、フォロワー 200人突破。みなさんありがとうございます。
posted at 19:23:09
[MM読了]『ダンマパダ』全詩解説―仏祖に学ぶひとすじの道 http://bit.ly/cjFMRf ★★★★★ 法句経(ダンマパダ)の全偈に、ブッダゴーサ長老の注の因縁話がついた決定版。法句経はいままでも読んだことがあったが、個々の偈の話された背景がわかって、句の意味…
posted at 19:09:50
このごろ、どんどんフォロワーが増える。なにかあったのだろうか?
posted at 18:59:56
IPONE 3Gが無線LANにつながったりつながらなかったり。何なんだろういったい?
posted at 18:33:13
はっはっはっ。これは面白そう。関西で上映するんだろうか?「スネオヘアー主演、ウツの坊さんがロックで六道輪廻を突き抜ける『アブラクサスの祭』」 http://ow.ly/1A62c #thinkmonk
posted at 16:37:37
ううむ、恋愛と人間関係でさんざん悩んだ、10代・20代の自分にこれを聴かせてやりたかった・・・。まあ、苦しんだからわかる、ということもあるけれども。「人間関係で悩むすべての人たちへ」 http://ow.ly/1A5Gk "10/04/18 一法庵 法話"
posted at 16:02:36
こういう方法で印刷するんだ。「プロトコルを搭載した“クラウド認識プリンタ”は、PCやサーバを介さず直接クラウドに接続し、Cloud Printからジョブを受け取れる。また、従来のプリンタも、PCにインストールしたプロキシを通じて...」 http://ow.ly/1zXfk
posted at 04:40:19
2010年5月3日月曜日
ほぼ八戒ダイエット
朝4:30に起床して、読経のあと坐禅瞑想、食事のあと坐禅瞑想と歩行瞑想を繰り返し、昼食のあとも同じ。17:30からのインタビューのあと、9:30の消灯までまた坐禅瞑想と歩行瞑想と充実した4日間でした。
坐禅の方もよかったのですが、副作用として痩せることができました。(笑)
というのは、接心中は八戒と守ることになっています。
仏教の在家信者の守るべき基本的な五戒
不殺生戒(ふせっしょうかい) - 生き物を殺してはいけない。
不偸盗戒(ふちゅうとうかい) - 他人のものを盗んではいけない。
不邪淫戒(ふじゃいんかい) - 自分の妻(または夫)以外と交わってはいけない。
不妄語戒(ふもうごかい) - うそをついてはいけない。
不飲酒戒(ふおんじゅかい) - 酒を飲んではいけない。
に加えて、
歌舞音曲を見たり聞いたりしてはいけない
天蓋付きで足の高いベッドに寝てはいけない
正午以降は食事してはならない
で、八戒になります。
朝食と昼食のあとは何も食べない(水分は可)なので、1日2食でした。
家に帰ってからも、夕食を抜いたほうが体調がいいので食べていません。
お菓子やコーヒー牛乳などをちょっと食するくらいです。
結局、一週間で3Kg痩せました。内臓脂肪が減ってくれたようで、お腹がへっこんでいます。
人間が生きていくのに必要な食物の量というのはそんなに多くはないのだなあ、とわかりました。必要もないものを惰性でムシャムシャと食べていたわけです。これぞ貪り!(笑)
ほぼ八戒ダイエット、あなたもいかが?(笑)
2010年5月1日土曜日
アフガニスタンに届いたランドセル
中学生の娘が小学校で使っていたランドセルをすてようと思っていたところなので、色鉛筆やらなにやら詰めて送りました。
受け取ったという連絡もとくになかったのですが、つい先日、JOICFPからお礼状が届きました。
そこには赤いランドセルを持ったアフガニスタンの少女らしき人物の写真がついていました。
よく見ると、特徴といい中に学用品を入れたビニール袋といい、私が送った娘のランドセル。
「へー、この子が使ってくれるんだ。」と、ちゃんとアフガニスタンの子供に届いたことと、きちんと報告をくれるJOICFPに感心。
娘も写真をみて、自分のランドセルが役に立っていることを喜んでいました。
2010年4月24日土曜日
無くせ、問題行動!
だんだん、実情や個々の子供の特徴などがわかってきました。
お迎えにいったり、お出かけをしたり、子どもたちはたいがいの場合はみんなよろこんで来てくれるし、外出先でもそれぞれに自分なりの楽しみ方を持っていて、それなりに過ごしているのがわかりました。
面白いことに室内でも子供によって、自分の居場所というのがだいたい決まっていて、Aちゃんは部屋の奥の隅、B君は洗面所の近くの床、等々、固定した居場所が落ち着くようです。
ただ、困るのが問題行動。ものを壊したり暴力を振るったりすること。
やっぱり小学生から高校生の知的障害のある子を預かっているので、トラブルはつきものです。
お弁当が気に入らないのか、弁当箱を投げ出して中身を床にばらまいてしまったり、他の子の持っているおもちゃを取り上げたり(よく観察していると、自分が遊びたいのではなく、どうも人の持っているものが欲しくて取り上げているようでした。)、他の子がCDを聞いているのを、プレーヤーを止めに行ったり(これも嫌がらせが目的のように見えました)、TVの上に座ったり(壊れるのでやめて下さい。(汗))、いろいろです。
注意してやめさせている(あまりにもひどい場合は、大声で叱りつけたりします)のですが、時によってはパニックを起こしてしまい、自傷行為をしたり、指導員や他の子に暴行(なぐり、蹴り、かみつき)をする場合もあります。
子供への暴力は指導員が体を張ってやめさせていますが、指導員自身が殴られたり噛まれたりはけっこうあります。噛み付きはイタイですよ。私もこの間一度やられましたが、大きい子にやられて傷跡が残っている人もいます。指導員のほうが虐待されていますね。(涙)安い給料で来てもらっているのに、申し訳なく思います。
保育所の室内で、しかも指導員相手である場合はまだいいのですが、これが外出先で一般の人相手だとシャレになりません。実際に、道路や電車の車内でやってしまった場合もあります。
軽い場合はその場で相手に謝り倒してなんとかゆるしてもらっていますが、例えばお年寄りに蹴りを入れたり、公園で石をなげてそれが人にあたったり、あるいはコンビニでものを持ったまま黙って出ていったり(本人は万引きとかいう意識は全くない)した場合は、ただではすみません。
指導員がいっしょのときではなく、親と出かけているときにそういうことになってしまい、通報されて警察沙汰になったことも何度か聞いています。
警察もひどい場合やたび重なる場合はそれなりの対応をせざるを得ないようです。特に中学生、高校生の体の大きな男の子がやると、もう放っておけることではなくなります。
「しつけ」ということがおよそ不可能な子もいます。が、あまりにひどい問題行動は、小さい時から叩いてでもとにかくやめさせることが大事だと思います。親や学校の教師、指導員がとにかく「ひどい問題行動は許さない、すぐにしかって止めさせる」ことが必要だと思います。一貫してやってはいけないことを覚えさせ、問題行動を少しずつでもなくしていくことが大事だと思います。
私も、何度か子供の間に割って入って暴力行為をやめさせたり、道で暴れだしたのを取り抑えて連れていったりしました。結構な体力仕事です。
こういうことを言うのは、子供の将来を心配しているからです。問題行動のあまりにひどい子は、結局、専門の施設か刑務所くらいしか行くところがなくなってしまいます。
累犯障害者 (新潮文庫) (文庫) 山本 譲司 (著)
によれば、受刑者の何割かが知的障害者であり、軽犯罪(窃盗、暴力事件など)で刑務所の出入を繰り返しているそうです。本人に悪いことをしている、という意識が無い場合が多いでしょうから、繰り返すのは当然だと思います。
専門の施設にしても、結局は「閉じ込め」ですのであまり望ましいことではありません。できれば地域のグループホームなどに住んで、作業所に通い、余暇はガイドヘルパーなどと一緒に外出して、地域で暮らしていくのが障害者本人にとって一番いいことだと思います。そのためには、問題行動は極力なくさなければならない。
親がやりたい放題させて問題行動を放置していると、最終的には専門の施設か刑務所に子供をやることになってしまいます。
「なくせ、問題行動!」がいまの私のボランティアとしてのスローガンです。
2010年4月14日水曜日
嵐を呼ぶ障害児学童保育所(笑)
子供が学校から帰ってきたお迎えにいって、学童保育所まで連れてくるのと、部屋の中で適当に遊んでやったり(喧嘩の仲裁も含む(笑))、土曜日などの時間があるときはみんなでいろんなところへ外出する補助をやったりしています。
おかげで、日に焼けてきました。
この学童保育所は、地域の障害児のお母さんたちを中心にして設立しました。私の妻が代表をつとめており、もう、かれこれ9年になります。(よく続いたもんだ。)
設立当初は、私も書類作りやら賃貸契約やらいろいろ手伝いました。(借りている部屋の連帯保証人にされています。(汗))
知的障害児のガイドヘルパー資格をとることにしたのもそのためです。
この間2日間の講習会に行ってきましたが、日本における福祉の歴史からはじまって、知的障害者の心理、発達障害児について、具体的な外出時の注意点やロールプレイングなど、充実した内容でした。ガイドヘルパーって、結構大変な知的かつ肉定的労働だとわかりました。
(その割に給料の安いこと。行政のほうがもう少しなんとかしてくれないといけません。)
学童保育所のほうは、新学期がはじまったせいと季節の変わり目のせいか、子どもたちがおちつきません。イライラするのか、部屋のなかで跳ね回ったり、大声をあげたりが、いつもよりも激しいようです。
特に気をつけないといけないのは外出時。道路に出たとたんに走り出したり(本人には目的物しか見えていない。)、地下鉄のホームの端ギリギリに立ったり、他の人を押しのけて先へ行こうとしたりと、油断ができません。やっぱり、外出にガイドヘルパーは絶対必要。
ただ、数は少ないですがなにか私のことを気に入ってくれている子もいるみたいで、私が一緒にいるとおとなしくなってくれたりするのがうれしいですね。家に送っていく時も苦手の犬を一緒に回避したり、いろいろと特徴があって楽しいです。
ガイドヘルパーを仕事にしてもいいかなあ、と思うのですが、なにせ給料が安すぎるので、うちの鬼ヨメは絶対に許してくれないだろうなあ・・・。(笑)
2010年4月8日木曜日
お花見に行ってきました。
中央線の朝潮橋を降りてすぐにある、八幡屋公園。
桜が沢山あって、広場や遊具もあり、我が家は毎年ここでお花見をしています。
おじいちゃんがおにぎりを作ってきてくれました。
長女はおさんぽで丘の上へ。
次女はみんなとバトミントンで楽しく過ごしました。
天気もよくいい一日でした。
2010年4月4日日曜日
iPhoneスッッゲー!腰が抜けたわ。(笑)
使ったことが無いので、使い方を調べようと、あらかじめ書籍を買っておきました。
1.基本的な使い方
iPhoneを買ったら最初に読む本 3GS対応版 (大型本)
2.情報術・活用術
iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)
iPhone仕事術! ビジネスで役立つ74の方法
1.はiPhoneを買ったその日に実物を触りながらぱらぱらめくって理解するのに良かったですね。
2.は1冊目を読みましたが、なかなかいいです。さすがよく売れている本。
私が注目する機能
下記の機能を「スッゲー」と思いました。ほとんどが、iPhone情報整理術に載っていた機能やアプリです。
・Google Mobile App
GoogleのWEB上のサービスを使えるようにするアプリ。iGoogle, Gmail, カレンダー・スケジューラなどが使える。驚いたのは音声認識によるGoogle検索。音声で検索したいキーワードをしゃべるとそれを認識して文字に置き換え、Google検索してくれる。これはスッゲー便利。
・音声認識メール
これは本当にスッゲー!アプリ。起動してメールで送りたい内容をしゃべって認識させると、それなりに文字にしてくれる。それだけではなくて、その文字列をCOPYしてメールを機動すると、そのメール本文に貼りつけてくれる。あとは宛先を選んで送信するだけ。
携帯メールが苦手な中高年(笑)としては、実にありがたい機能。PCのメールはキーボードがあるし、画面も大きいのでいいのだが、携帯メールは入力方法も違うし、入力が面倒。音声認識メールがあればこういう点が助かる。音声誤認識した部分はあとで手で書きなおせばいい。
・予定表・連絡先のシンクロ
Outlook2007の予定表・連絡先がiPhoneとシンクロできる。いままでOutlook2007で持っていた予定表・連絡先を全部持ち運べるようになった。PC側でメンテナンスしておいて、シンクロできるので楽。
・iPod機能
iTunesとシンクロできるので、Podcastや音楽をiPhoneで楽しめる。iPodの新しいのを買ったのと同じ。
・日本語入力
Qwerty型ソフトキーボードがあるが、さすがにキー幅が狭いのでちょっと使いにくい。日本語キーを長押しするとあ行、か行などの各行のひらがなが表示されるので、便利。かな入力のほうが早いので、iPhoneではローマ字入力を捨ててしまいそうになる。(笑)
・EverNote
EverNoteのデータをシンクロするアプリがあるので、それをインストール。EverNoteに入れているデータをすべてiPhoneに持つことができる。出先で必要なデータにいつでもアクセスできるので、これはありがたい。地図や住所、資料などがいつでも手元で参照できる。
まだ、つかいこなせていないので、これからいろんな機能に気づいたら、また書いてみようと思います。
2010年4月1日木曜日
理系エリートがオウムにひっかかった理由
「あんな賢いはずの人達がなんでひっかかったの?」と聞かれてちょっと考えてしまいました。
引っかかる人には、2つのパターンがあるように思います。
ひとつには単なる「教養の不足」があるのではないかと思います。
ずっと前に、薬学卒の方(大学院出だったと思いますが。)と話をしていて、私が「そういう予定調和的なのはどうもねえ。」と言うと、「予定調和って何?」と聞き返されたことがあります。
「エーッ、知らないの?」「」うん、知らない。」「・・・・」
で、仕方が無いのでとりあえず話題を切り替えました。
一人の例でものを言うなよ!といわれそうですが、理系エリートな人が多い会社に長年いると、理系エリートの知識の「偏り」が結構目につきました。数学は100点だったのでしょう。実験の鬼だったのかもしれません。しかし、なんか宗教とか哲学とかについての教養がやっぱり不足しているように思えました。
「三位一体」とか言っても絶対わからないと思います。(分かる人はクリスチャンかキリスト教に興味があって勉強している人でしょう。)
要するに、知識的な免疫の問題だと思います。
キリスト教とか仏教とか、宗教についての基礎的な知識があれば、少なくとも「あれはヤバイ」と思うんじゃないでしょうか?引き込まれて洗脳されて、というのは次の段階ですし、ヤバイと思ったらまず近づかないですね。
余談ですが、新興宗教なんかの、世界観が「アレ」なのは、伝統宗教(例えば仏教)の教義を勝手にアレンジして独自の世界観を創り出し、その上に日本独自の先祖供養やら祖先崇拝やらぶち込んでパッケージ化して、「おれんとこのパッケージだけが真理だ!」ってやってますよね。(あ、気に触った方、ごめんなさい。)
「そんな世界観、どの経典に書いてあるんだよー。」と言っても聞く耳持ちゃあしません。
もうひとつは、神秘思想おたく。
ものすごい興味があって、いろんな本を読んでいて瞑想の方法や宗教の行法に詳しく、瞑想道場やワークショップに行ったりして、経験もある。
そういう人がオウムの出家主義に引かれた、というのはあると思います。
ある方に聞いた話では、オウムの修行体系は結構よくできていたそうです。そういう修行でいろんな効果が出た人が(それは一般的にヨガや瞑想の効果なんですが)、オウムの修行法のおかげ、と勘違いしてはまってしまった、というのはあると思います。
無知もおたくも両方が危険、というところでしょうか。(平凡な結論・・・。)
2010年3月29日月曜日
リストラ決定!シエーッ!
部門内でいろいろとあって、去年から転籍を前提に人事を交えて話をしてきましたが、1月の暮れにとうとう、いまの部門から出ることで合意、その後、社内の転籍先を見つけようと人事ともいろいろ相談してきました。いくつか口はあったのですがどれも最終的には決まらず、結局、退職することで合意しました。
しばらくの間はいまの会社に在籍して、転職先を探すことになります。「4月1日から出社に及ばず」なので、きらくな素浪人ぐらしとなります。(笑)
傍目から見たら状況は深刻なように見えると思いますが、本人はいたって気楽。(笑)ノーテンキと妻に怒られていますが、せっかくの機会なのでいろいろとやりたいこともありますし、このバケーション(?)を有効に活用しようと思っています。
知的障害者のガイドヘルパーの資格取得の講習会も申込みました。ヘルパー2級も取る予定ですし、鎌倉に接心(坐禅の会)にも行く予定を立てています。いろんなシンポジウムにも行ってみたい。
残りの有給休暇で、さっそく、娘が通っている知的障害児のための学童保育所でボランティアを始めました。娘の面倒は15年間みてきましたが、よその障害児を見るのはほとんど初めて。自宅までお迎えにいったり、外出で世話をしたり、けっこう、いそがしいです。子供それぞれに特徴があるし、その子のキレる条件や落ち着かせるコツなどを先輩から聞きながらやってます。おかげで充実した毎日です。
職探しのほうは少し間をおいてから、ぼつぼつ始める予定です。
2010年3月25日木曜日
マイクロソフトのクラウド戦略
「マイクロソフトにとってクラウドは最重要分野」--樋口社長が強調
ZDNET Japan 2010年3月24日 18時52分
「Microsoftのクラウド戦略は、もともとコンシューマーサービスから始まった。HotmailやWindows Live、Bingなどがその一例だ。これらのサービスを引き続き推進するのはもちろんだが、Windows 7ではこうしたサービスとの連携も始まっている。また、Microsoft OfficeやExchange、SharePointはクラウドを重視して開発されており、Azureはクラウド運用を基本としたプラットフォームとなっている。つまり、コンシューマー向けサービスからエンタープライズ向けサービスまで、Microsoftはすべてクラウドをベースに考えているということだ」(Courtois氏)
「日本における活動については、「これまで通り、クラウド分野でもパートナーと連動して取り組む」と樋口氏。その一例として、富士ソフトとクラウドおよびオンプレミスの両分野で協業したことや、アクセンチュアとアバナードとの協業でクラウド関連サービスを開始したこと、ソフトバンクBBのスマートフォンと「Microsoft Online Services」の連携ソリューションを販売開始したこと、NECと協業し企業向けオンラインサービス「Business Productivity Online Suite(BPOS)」の導入支援を開始したことなどを挙げた。」
以下、私の考え。
背景
・クラウド化はもはや後戻りのできない現実。Googleその他に対抗するためにもマイクロソフトも参戦せざるをえなくなった。
マイクロソフトの強み。
・Office製品、Exchange、SharePointと、ユーザーにすでに使ってもらっており、圧倒的なシェアを持つアプリケーション(特にOffice製品)と、OSを持っているため、下記のようなことが可能。
1.既存のOffice製品、Exchange、SharePointのデータをそのままクラウド版でも使用ができる。
2.ユーザーのドメイン名でクラウド上にメールサーバーやSharePointサーバー、アクティブディレクトリを展開するサービスを提供すれば、企業のITインフラのかなりの部分をアウトソーシングサービスとして提供できる。
3.マイクロソフト製品を使い慣れたユーザーに、アプリケーションを同じユーザーインターフェースで使ってもらえる。教育の手間がいらず、既存のデスクトップシステムからの移行の壁が低い。
マイクロソフトの弱み
・マイクロソフトはライセンス料金で商売をしていたのだけれども、クラウド化するとその辺はどうなるのだろうか?高いライセンス料金をあいかわらず取るようでは、月数百円で使える他社のサービスに負けてしまう。思い切った価格戦略を打ち出さないと勝てない。といって、既存のライセンスビジネスも続けないわけにはいかないだろうから、既存のソフトウェア製品との価格バランスをどうするか?が悩ましいところ。
予想
・もし、思い切った価格でクラウド上に企業のメールサーバーやSharePointサーバー、アクティブディレクトリを展開するサービス、あるいは個人がオフィス製品を利用できるようなサービスを提供できれば、大化けする可能性はあると思う。欲をかいて中途半端に高い価格(日経電子版みたいな(笑))を打ち出すと、「がっかりだよ!」でポシャると思います。(笑)
2010年3月18日木曜日
現代宇宙論と仏教宇宙論
(佐藤勝彦さんの著書「眠れなくなる宇宙のはなし」
ザ・ビッグイシューのは、「遠くを見れば見るほど、宇宙の過去と未来が見えてくる。」と題されたインタビュー記事だが、
「この宇宙は137億年前、原子よりもはるかに小さい超ミクロの卵の状態で生まれ、すぐに急膨張して目に見えるぐらいの火の玉となり、ゆるやかな膨張とともに温度が下がって、2億年後に最初の星が生まれたとされています。」
「わたしたちが住んでいる天の川銀河はやがて隣のアンドロメダ銀河と合体します。その頃には太陽は燃えつき、ぼやーと膨らんできて、ほとんど地球軌道の近くまできますから、海が消え、地球は焼き尽くされて太陽の中に落下していきます。」
「宇宙は永遠ではありません。やがては何も見えない暗黒の世界になり、真ん中に星が落ちてきて巨大なブラックホールができ、端にある星が飛び散って、宇宙は静かな死を迎えます。」
「やがては収縮に転じてビッグバンの逆向きの現象が起こり、宇宙は火の玉となり、最後には1点となって宇宙の一生を終えるでしょうね。」
と、いう具合。
現代宇宙論ではそこまでわかっているのか、と正直驚いた。ビッグバンで生まれた宇宙はビッグバンの逆現象で収縮して一点に帰り、その生涯を終える。なんと雄大な・・・。
でも、これってどっかで読んだ覚えがあるのを思い出した。パーリ語の長部経典の最初にある「梵網経」。
原始仏典〈第1巻〉長部経典1
菩薩戒を授ける作法が載っている経典ということで、有名な経典らしい。
この経典は前半と後半に分かれていて、前半は戒の話が載っている。後半は釈尊が当時のインドで行われていた62の哲学的見解をカテゴリー分けして、それぞれに批判を加える内容になっている。
そこに出てくるのだけれども、当時の哲学者ないし修行者たちは瞑想によって人間の認識能力を拡張し、自分の前世を何劫(「劫」は時間単位で、1劫は宇宙がひとつ発生してから消滅するまでをいう。古代インドらしい、気の長ーい単位)にもわかって見ることができたらしい。能力のすぐれた人は確か40劫まで遡れたという。
古代インドの世界観でも、最初は物質は存在しない。すべての生物は肉体を持たない精神的な存在として「アーバッスラ(光音天)」というところに存在する。
やがて、物理的空間としての宇宙が発生し、そこへアーバッスラから精神的存在である生物が降りてきて肉体を持つ。
最初は微細な肉体を持つ天界の住人だけだったのが、徐々に宇宙がひろがり、いろんな天界や人間界なんかもできて、堕落した天界の存在が徐々に人間界なんかにおりていって、現在のような世界が形成された、ということになっている。
このときに最初に降りてきた、一番能力の高い寿命の長い存在が「梵天」=唯一神扱いされる。
一劫が終わるときは、物理空間がどんどん壊れていき、宇宙は収縮してもとの物質の存在しない状態へと戻る。生物はまた「アーバッスラ(光音天)」に帰って、気のとおくなるような年月をすごす。このように物質宇宙が点から生まれて膨張し収縮して消滅する、というのを無限に繰り返すことになっている。
なんか、現代宇宙論とそっくりだなあ、と思った。
ただ、現代宇宙論では、無からの生成(科学なので「無からの創造(クレアチオ・エクス・ニヒロ)」という語は適切ではないと思う。)のあと膨張・収縮して、消滅で終わりになっている。
でも、気になるのが「先生に質問!宇宙が超ミクロの状態から生まれる前はどうだったのですか?また、消滅して無に帰ったあとはどうなるのですか?」という疑問。
ご承知のとおり(勝手にご承知させて申し訳ありませんが)、世界が「始まった」と仮定すると、論理的にやっかいな問題を引き起こしてしまう。「始まり」と「終わり」があるからには当然「始まりの前」と「終わりの後」がなければならないのだが、宇宙が始まる前には無があった、はいいとして、その「無なる状態」はどうやって存在した(変な言い方だが)のか?ということが根本的な疑問となる。論理的に解決不能の問題を抱え込むことになってしまう。
その解決方法は実は簡単で、それは「宇宙を始めない」こと。
宇宙が始まる前の無は「その前の宇宙が収縮して消滅した結果、無になった」ということにしておくとすじがとおる。宇宙は発生と消滅を永遠に繰り返し「始まりもしなければ終りもしない。」ということにしておけば、万事解決する。
しかし、現代宇宙論と2500年前のインドの宇宙論がこうも似ているとはビックリ。古代インドの行者たちはやっぱり超能力で劫単位の前世を見ることができたのだろうか・・・。
2010年3月15日月曜日
特別支援学校 卒業式
中等部を卒業して、4月から高等部に通う事になります。
卒業証書も自分でちゃんと受け取ることができました。
式のあと教室にかえって先生から通知簿をもらいました。
3年間練習したおかげで、だいぶ指差し行動ができるようになったとほめてもらいました。5才くらいのときに指摘されてから、苦節10年(!)、ようやく欲しいものや行きたい方向を指さして自分の意思を表明することが出来るようになったんです。大きな進歩!
言葉はしゃべれないし、いろんなことができないけれども、「いるだけで周りの人達をほんわかした気持ちにさせてくれる、やさしい子です。」と3年間のことを思い出したのか、担任の先生は思わず泣いてしまいました・・・。
4月からは高校生で~す。また、がんばって学校へ行こう。
2010年3月14日日曜日
大阪城公園に行ってきました。
ロードトレインの待ち時間がちょっと長かったので、歩いて天守閣の広場まで。
博物館の前まで来ると、人だかりがしてパトカーが来ていました。大阪府警のテープも張られていて、なにやら事件の気配。
酔っぱらいの喧嘩かなにかあったのか?と思ったら、なんと地面に大穴が!
周りの人も携帯で写真をとっていましたので、とりあえず1枚。
なにが原因なのか?はわかりませんが、大きな穴でした。地面が陥没したようです。
あとはいつものように売店でアイスを食べて、ロードトレインで下へおりました。
帰りに歴史博物館へ。
「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」をやっていたので、見学。
釈迦如来像や菩薩像、ヤマーンタカ(憤怒仏)像や数々のタンカ(仏画)、経典の現物などが数多く展示されていて、すごいものでした。お気に入りは、ダライラマ法王の所属する、最大派のゲルク派の開祖 ツオンカパの坐像。小さいけれども魅力的な像でした。
この展示はおすすめです。まだ、行っていない方は是非行ってみてください。
博物館前の広場では、NHKドラマ 「大仏開眼」の宣伝で、大きな仏像が・・・。これはチベットとは無関係でした。(笑)
SBI Businessを始めました。
実名制で所属会社名や学歴・職歴もオープンにしたソーシャルネットワーキングサービスです。
きっかけは、佐々木俊尚さんの
ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)
に触発されて。
本書は、これからは個人がセルフブランディングして、自分を売り込んでいく時代。ネット上でも実名で情報発信することにより、自分がどういう人間でどういう経験をしてきて何ができるか?をオープンにして多くの人に知ってもらうことで、自分自身の仕事やプライベートでのチャンスをひろげていこう、という。
匿名や固定ハンドルでの情報発信は過去にもやってきたけれども、Twitterを見ればわかるように、実名で情報発信する人が増えてきている。やっぱり、ネットはネットの私的な世界、現実世界は実名の公的+私的な世界、という使い分けの時代は終わって、両方の世界は融合しつつあることを感じる。
リアルの世界とネットの世界を結びつけて人脈を広げたほうが、双方の世界が充実するし、プライベートと公的な発信をきちんとわけるのもなかなか大変。(というか、いい加減面倒くさいし。(笑))
これからはやっぱり実名発信でセルフブランディングの時代だと思う。
2010年3月13日土曜日
サンスクリット語・その形と心
追記:デーヴァナーガリー文字の書き順と発音がわかるサイトがあった。ネットってすげえ!
2010年3月12日金曜日
Chrome OSとクラウドコンピューティングで起きる近未来。
Chrome OSとクラウドコンピューティングで起きる近未来。
・Chrome OS搭載のNetBookが安価に出回り、個人ユーザーが使い出す。Googleを始め、他社もChrome OSないしブラウザのみで使用できるアプリケーションサービスを続々と提供しはじめる。
・ブラスザからクラウド側のサーバーにLoginすればそこでオフィススイートやメール、ファイル保管も全部できるので、個人ユーザーはアプリケーションをダウンロードしてPCに保管する必要はなくなる。Loginすれがことが足りるので、PCでもスマートフォンでもiPadでも同じアプリケーション、同じデータがどこからでも使えるようになる。
・企業の側も目覚めてきて、Chrome OS搭載のNetBookの導入が進む。プライベートクラウドを契約して、自社の社員がVPNかなにかでベンダーのクラウドデータセンターにアクセスし、ブラウザ上からすべてのアプリケーション(オフィススイート・メール・社内アプリケーションなど)を使用するようになる。
・もはやユーザー企業にはサーバーは不要。クラウドベンダーに月々の費用を払って、必要なだけのサービスを買うようになる。
・最終的には会社のPCも不要になる。アプリケーションもデータも全部クラウド側にあるので、PCは個人が使い易いのを買ってそれを使う。壊れてもインストールも初期設定も不要だから、新しいハードに買い換えるか修理すればOK。社会インフラなので、PCは経費として個人の税額控除で落とせるようになる。 : 会社が“PC音痴”を見捨てる日
・社内にデータが無いのだから、企業のプライベートネットワークも不要となる。FireWallに意味がなくなるので、撤去。社内も社外も区別がなくなり、すべてインターネットの一部となる。
・オフィスと家庭、ホテル、カフェなどのネットワーク環境に差がなくなり、オフィスにわざわざ出勤する必要がなくなる。ミーティングはビデオ会議で住んでしまう。人間が現場にいなければならない仕事以外は、在宅勤務、サテライトオフィス、コーヒーショップなど好きなところで好きな時間に働けば良くなるので、勤務地・勤務時間が自由となる。都会に集中して住む必要がなくなり、地方に住む人が増える。
・正社員の意味が薄くなり、全員個人事業主で、1年とか3年の契約で働くようになる。雇用が流動化する。