2010年6月5日土曜日

政権交代なんかなくっていい?

Twitterやりだしてから、特定ハッシュタグでついつい論争をしてしまう。(笑)
「不戯論」の戒めがあるのに、悪い癖でついついのめりこんでしまう。

先日、政治関連のハッシュタグで、「民主主義なのだから、政権交代可能な体制を作ることが必要。だから、民主党政権は2期8年やらせて、まず安定させるべき。」という主旨のことを言ったら、反論がいっぱい来た。

多くは、「政治とカネ」「普天間問題」で、いまの政権の問題や欠陥をあげて「任せられない」「能力がない」というものだった。
しかし、こちらはそういう議論をしているのではない。
60年も同一政党による政権が続いたのだから、官僚さんとか業界団体さんとか、いろんなところが癒着してしまっているのは、もう、みなさんご存知の通り。
小さな団体でも、同じ人が長いこと役員や代表者をやっていると、だんだんいろんなことが「暗黙の了解」となり、「お付き合い」が固定化して、外から見ていると「何やってんだ?」というようなことになりがちだ。
ましてや、大きな権力とお金が動く国政の場なのだから、一定期間ごとに担当交代させて、前任者のアカや隠し事を全部きれいに洗い出し、新規にスタートするほうがよい。そういう仕組みが現実的にうまくまわりだすように、2期8年くらい待ってみましょう、ということ。

反論されてきた方の中には、「衣食住が足りていれば政権交代とか無くてもいい。」という方もおられた。それはそれで、「帝力なんぞ我に及ばん」で牧歌的な生き方だから否定はしない。個人の生き方としては結構だと思う。

ただ、現代日本は民主主義国家なのだから、政権交代による浄化作用というのは否定できないので、悪いけれどもやっぱり政権交代は必要なんですよ、と言わざるえを得ません。

それと、反論してくる人はどうも単に「民主党政権」が気に入らない、というだけの人が多かったようだ。次の選挙で自民党になるのはOKらしい。(笑)4年で政権交代というのも不安定で良くないと思うのだが、「もう一度自民党に戻って、それからは永遠に政権交代が無いのがいい」、というのがこの人達の本音なら、もう、話をする値打ちも無い。(笑)

ネット上の論争なんて無意味だなあ、と思いつつ、またやってしまうであろう自分が情けない。(笑)

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