2010年3月13日土曜日

サンスクリット語・その形と心


「サンスクリット語・その形と心」上村 勝彦 (著), 風間 喜代三 (著) が届いて昨日から読んでいる。
文法が難解と噂に聞いていたが、ぱらぱらめくってみると、結局、名詞の8つの格で日本語の「てにおは」をあらわしていて、その規則がわかっておれば意味が明瞭に取れるようになっている言語だとわかった。

パーニニが完璧なサンスクリット文法書を書いたのはお釈迦様が生まれるよりもずっと前だったそうだが、そんな昔に完璧な人工言語(サンスクリットは人工言語です。)を作ったなんて、さすが、古代インドの賢者たちはやらはることが違う。

デーバナーガリー文字の練習については、これがいいかな?
ヒンディー語のかたち (単行本) 小磯 千尋 (著)

看板や広告の文字を読みながら覚えていくようになっていて、楽しい。
でも思うのだけれど、ヒンディー語で現在も使われている文字で2500年前の古典が読める(もちろん、現代の書体に直されてるんだけれども)って、すごいね。あ、漢字もいっしょか。


追記:デーヴァナーガリー文字の書き順と発音がわかるサイトがあった。ネットってすげえ!



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