魔太郎がくる、という藤子不二雄のマンガがかつてあった。
いじめられっ子中学生の魔太郎が、いじめを受けた相手に超能力で復讐する、というマンガだったが、当時はいじめの全盛で、結構みんなに受けていた。当然、わたしも熱心な読者(笑)の一人で、毎週、少年チャンピオンを立ち読みしていたものだ。
話し変わって、来るのは魔太郎ではなく、ティク・ナット・ハンというベトナム人のお坊さん。
ベトナム戦争のおりに敵・味方関係なく負傷者を救助する活動や、ボートピープルを助ける活動、パレスチナ人とイスラエル人の対話の集会などなど、平和活動をいろいろしている人で、かのマルチン・ルーサー・キング牧師とも親しかったとのこと。
いまはベトナムに帰れずにフランス南部にプラムビレッジという施設を作り、そこを拠点に活動をしている。
日本ではほとんど知られていないみたいだけど、アメリカ・ヨーロッパでは、ダライ・ラマ14世とおなじくらいの有名人だとか。
ノーベル平和賞の候補にもなっていて、今年はひょっとしたら取るかもしれない。
で、来年の4-5月に来日予定との情報がきている。
Mindfulness Circle Japan ティク・ナット・ハン 日本ツアー2011
この人のすごいところは、別に平和活動がどうこうだけではなくて、「マインドフルネス」=気づき の開発をいろんなトレーニングを通じてやっていること。歩く瞑想、食べる瞑想、お茶を飲む瞑想と、いろいろな手段を使って、覚醒をうながそうとしているのだ!
まあ、いろいろ著書も翻訳がでているので、興味のある人は読んでみると面白いと思います。
和書 › "ティク・ナット・ハン"
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