2010年3月12日金曜日

Chrome OSとクラウドコンピューティングで起きる近未来。

Chrome OSとクラウドコンピューティングで起きる近未来。

Chrome OS搭載のNetBookが安価に出回り、個人ユーザーが使い出す。Googleを始め、他社もChrome OSないしブラウザのみで使用できるアプリケーションサービスを続々と提供しはじめる。

・ブラスザからクラウド側のサーバーにLoginすればそこでオフィススイートやメール、ファイル保管も全部できるので、個人ユーザーはアプリケーションをダウンロードしてPCに保管する必要はなくなる。Loginすれがことが足りるので、PCでもスマートフォンでもiPadでも同じアプリケーション、同じデータがどこからでも使えるようになる。

・企業の側も目覚めてきて、Chrome OS搭載のNetBookの導入が進む。プライベートクラウドを契約して、自社の社員がVPNかなにかでベンダーのクラウドデータセンターにアクセスし、ブラウザ上からすべてのアプリケーション(オフィススイート・メール・社内アプリケーションなど)を使用するようになる。

・もはやユーザー企業にはサーバーは不要。クラウドベンダーに月々の費用を払って、必要なだけのサービスを買うようになる。

・最終的には会社のPCも不要になる。アプリケーションもデータも全部クラウド側にあるので、PCは個人が使い易いのを買ってそれを使う。壊れてもインストールも初期設定も不要だから、新しいハードに買い換えるか修理すればOK。社会インフラなので、PCは経費として個人の税額控除で落とせるようになる。 : 会社が“PC音痴”を見捨てる日

・社内にデータが無いのだから、企業のプライベートネットワークも不要となる。FireWallに意味がなくなるので、撤去。社内も社外も区別がなくなり、すべてインターネットの一部となる。

・オフィスと家庭、ホテル、カフェなどのネットワーク環境に差がなくなり、オフィスにわざわざ出勤する必要がなくなる。ミーティングはビデオ会議で住んでしまう。人間が現場にいなければならない仕事以外は、在宅勤務、サテライトオフィス、コーヒーショップなど好きなところで好きな時間に働けば良くなるので、勤務地・勤務時間が自由となる。都会に集中して住む必要がなくなり、地方に住む人が増える。

・正社員の意味が薄くなり、全員個人事業主で、1年とか3年の契約で働くようになる。雇用が流動化する。



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